はじめに #
「部門設定」は、組織内の部門構造を管理するための画面です。この画面を使用することで、部門の追加、編集、削除などの操作を簡単に行うことができます。
本マニュアルでは、「部門設定」の基本的な使い方について説明します。
画面構成 #
「部門設定」を開くと、以下のような画面が表示されます。
画面は主に以下の要素で構成されています:
- タイトルエリア – 「部門設定」というタイトルが表示されています
- 操作ボタンエリア – 「新規追加」ボタンなどが配置されています
- 部門一覧テーブル – 登録されている部門の一覧が表示されます
- 件数表示 – テーブルの下部に表示されているデータの総件数が表示されます
基本操作 #
部門一覧の表示 #
「部門設定」を開くと、自動的に部門の一覧が表示されます。一覧には以下の情報が含まれています:
- 部門コード – 部門を識別するためのコード
- 部門名 – 部門の名称(親部門を持つ場合は階層を示す「└」マークが表示されます)
- 親部門 – 所属する親部門の名称(親部門がない場合は空欄)
- 操作アイコン – 編集・削除用のアイコン
部門の並び順と表示形式 #
部門一覧は、親子関係がわかりやすいように階層構造で表示されます。親部門の下に子部門が「└」マークで表示され、視覚的に組織構造を把握できます。
部門の管理 #
新規部門の追加 #
新しい部門を追加するには:
- 画面上部の「新規追加」ボタンをクリックします
- 「部門登録」モーダルが表示されます
- 以下の情報を入力します:
- 部門コード – 部門の識別コード(任意)
- 部門名 – 部門の名称(必須)
- 親部門 – ドロップダウンから親部門を選択(なしも選択可能)
- 「保存」ボタンをクリックして登録を完了します
- 登録が成功すると成功メッセージが表示され、一覧に新しい部門が追加されます
部門情報の編集 #
既存の部門情報を編集するには:
- 編集したい部門の行にある編集アイコン(ペンのアイコン)をクリックします
- または、部門の行をダブルクリックします
- 「部門編集」モーダルが表示されます
- 必要な情報を変更します
- 「保存」ボタンをクリックして変更を保存します
- 編集が成功すると成功メッセージが表示され、一覧が更新されます
部門の削除 #
部門を削除するには:
- 削除したい部門の行にある削除アイコン(ゴミ箱のアイコン)をクリックします
- 注意: 子部門を持つ親部門は削除できません(削除アイコンが表示されません)
- 「部門削除」確認モーダルが表示されます
- 「実行」ボタンをクリックして削除を実行します
- 削除が成功すると成功メッセージが表示され、一覧から該当部門が削除されます
複数部門の一括操作 #
複数部門の選択方法 #
複数の部門を選択するには、以下の方法があります:
- Ctrlキー(Macの場合はCommandキー)を押しながらクリック – 複数の部門を個別に選択できます
- Shiftキーを押しながらクリック – 最初に選択した行から次にクリックした行までの範囲を選択できます
選択された行は青色でハイライト表示されます。選択を解除するには、テーブル外の領域をクリックするか、ESCキーを押します。
複数部門の一括削除 #
複数の部門を一度に削除するには:
- 上記の方法で削除したい複数の部門を選択します
- 注意: 子部門を持つ親部門が含まれている場合、一括削除はできません
- 選択した行のいずれかで右クリックし、コンテキストメニューから「選択行を削除」を選択します
- 確認モーダルが表示され、削除する部門の数が表示されます
- 「実行」ボタンをクリックして一括削除を実行します
- 削除が成功すると成功メッセージが表示され、一覧から該当部門が削除されます
コンテキストメニュー #
テーブル上で右クリックすると、コンテキストメニューが表示されます。コンテキストメニューでは、以下の操作が可能です:
- 新規追加 – 新しい部門を追加します(テーブル内の任意の場所で右クリック)
- 編集 – 選択した部門を編集します(部門の行で右クリック)
- 削除 – 選択した部門を削除します(子部門がない部門の行で右クリック)
- 選択行を削除 – 選択した複数の部門を一括削除します(複数選択時に右クリック)
よくある質問 #
Q: 子部門を持つ親部門を削除できませんか?
A: いいえ、子部門が存在する親部門は削除できません。先に子部門をすべて削除するか、子部門を別の親部門に移動させてから削除してください。
Q: 部門コードは必須ですか?
A: いいえ、部門コードは任意です。空白のままでも部門を登録できます。
Q: 部門名を後から変更することはできますか?
A: はい、編集機能を使って部門名を含むすべての情報を変更できます。
Q: 親部門を後から変更することはできますか?
A: はい、編集機能を使って親部門を変更できます。ただし、循環参照(AがBの親で、BがAの親になるような構造)は作成できません。
Q: 一度に表示できる部門の数に制限はありますか?
A: システムの性能に依存しますが、通常は数百件程度なら問題なく表示できます。データ件数は画面下部に表示されます。
自社の部門を「部門マスタ」に登録できます。2階層まで管理することができます。これにより、部門ごとのCO₂排出量を入力し、部門別の詳細な分析資料を作成することが可能になります。